先生に休みはないと言うのは知ってたけど、
サプライズなんて初めてで嬉しくて、
私の目は赤くなってたかもしれない
「ほら、あとこれまゆが好きって言ってた、
アニメのキャラクターのぬいぐるみだ。
こ、これも頑張って探したんだからな、
アニメグッズのショップに俺一人で…」
「唯牙…嬉しい。大事にするね」
私は嬉しさから唯牙に抱きついた
何もかも、覚えててくれてたのが嬉しくて、
今までで最高の誕生日だよ
唯牙は、私を抱きしめたあと、キスを何度も角度変えながら、落としてきた
本当はもっとしたいけど、まだあれの基準には伴ってないから、我慢した
私は唯牙の腕に抱きしめながらその日は眠った
そう、幸せの絶頂にいたのに、私の前に現れたのだ
"あの人"が