男1『ねぇ、君めっちゃ可愛いね。誰か待ってんの?寒いのに中はいらないの?』

男2『ねぇねぇ、俺たちと楽しいことして遊ばない?なんならこのあと…』

はぁ、しつこい

私はさっきから断ってんでしょうに

唯牙…早く来ないか…な…あ、後ろにいた

「おい、お前ら、俺の彼女に何してくれてんの?ん?」

「なんだよ、彼氏いたのかよ」

「行こーぜ」

さっきからそう言ってんでしょうに

なんでナンパ師って、人の話聞かないのかな?

絶対学校適当に通ってたよあれ

「唯牙…おっそーい」

「悪い悪い、さ、風邪ひく前に行こう」

唯牙はまた恋人繋ぎで私の右手を握ってくれた