「どうしたら、言わないでくれるんでしょうか・・・?」

 もう、逆らう気なんてなくなっちゃった。

 そしたら、ニコッと天使みたいに笑った。

 「僕ね、healing princeと一緒に活動したいんだ。メンバーはみんなマイナスに考えてる。だから、今回のコラボで、絶対高い評価とってよ。そうしたら言わないであげるっ!」

 「え・・・」

 なんかもっと意地悪なこと言われるかと思ったのに、すごくいいこと言うじゃん!

 「もちろんです!そのために今日行ったんですから」

 「___ありがと。僕も頑張るね?」

 「はい!」