「レオ…、お前、誰がやった事か分かってんのか!?だったら、さっさと捕まえに…」

「春稀!」


春稀の声を遮り、レオが叫んだ。


「少し冷静になれ!何も考えねぇで突っ込んだって意味ねぇだろ」

「っ…」

「絶対助けるから、辛抱してくれ」


春稀は大人しく、椅子に座った。