「先輩、この男誰ですか」 「!!希くん!」 「…先輩は、俺じゃなくてもいいですよね、」 「え、?」 「すいません、邪魔して、 ...じゃあ。」 自分でもめんどくせえ男って思ったから、 きっと先輩には嫌われたに違いない。 先輩が他の男と楽しそうに踊っている姿を見たくなかったため、 全力で誰もいない校舎裏へと走った。