パタパタと去って行く女の子たちを、あたしはポカーンと見つめた。 以外にあっさりと引いてくれたからよかったけど………。 ………って、それよりも! 木乃先生は「はぁ~」とため息を吐いて。 廊下にペタリと尻もちをついた。 「木乃先生、大丈夫ですか!?」 「うん、僕、このくらいなんともないよ」 あ……、今の木乃先生は表向きモードなんだ。 「あの……、今の人たちは……?」 「まー、説明すると、僕のファンクラブの子たち」