「まずは一緒に帰れない とだけメールして」

「は、はい」

私たちは帰りだけは必ず一緒に帰っているのだ。

「あと朝のおはようも禁止!」

「私が耐えれなくなりそう.....」

ピコン

「奏斗から返事きたよ!!」

「どれどれ~?わ、なんで?だって~^^

そういえば、奏斗くん教室にいないね?」

「奏斗なら屋上だろ」

斗真くんと奏斗は仲がいいので、斗真くんが言っていることは正しいのだろう。

...っていうか、斗真ずっとそこにいたんだ、、

「メール、なんて返そう…?」

「ん~、別に理由はないよ とかでいいんじゃない?」

ちょっと冷たくない?と思ったけど、

奏斗の本性を確かめるにはやるしかない!!と思った。