黒衣の前帝は戦場で龍神の娘に愛を囁く

ファンタジー

あさぎかな/著
黒衣の前帝は戦場で龍神の娘に愛を囁く
作品番号
1674961
最終更新
2022/08/11
総文字数
127,874
ページ数
43ページ
ステータス
完結
PV数
9,997
いいね数
2
 龍神族の結月(ゆづき)は激闘の末、地上で龍の末裔である前帝ダリウスと出会う。
戦いばかりだった結月は力を失い一刻も早く回復したかったが、ダリウスは彼女の傍を生涯の伴侶にしたいと思い、助けた恩など様々な理由を付けて傍にいるよう「婚約者役」を無理強いする。

最初は傷が癒えるまでと思っていた結月は、ダリウスの熱烈なアプローチに困惑しつつ時間が経つにつれ少しずつ気持ちを受け入れていく。城の皆からも受け入れ自分の気持ちに気付いたのだが、自分の使命との葛藤にも悩んでいた。

 またいつまでも自分の魔力が戻らない結月が焦っている時に、同じ龍神族の刀夜(とうや)が現れ、結月の身体に《求婚印》を刻んでしまう。
 《求婚印》を刻まれたことで自分の気持ちをダリウスに告げようとした矢先、城内と城外の同時に魔物襲撃に合う。結月とダリウスは互いに別々の戦場に向かうのだが──。

 戦いばかりで恋愛に疎い戦乙女の龍姫と、情熱的で少し強引な前帝の戦場で芽生えた恋のおはなし。
あらすじ
 前帝ダリウスは魔力が強すぎるため周囲に人を近づけさせることが出来なかったのだが、魔力の高い結月は傍に居ることが可能だと知る。たったそれだけのことがダリウスにとって奇跡に近く、また結月に一目惚れしたのも相まってどうにか傍に居て欲しい願う。
 目が覚めた結月に前帝ダリウスは「俺と結婚を前提に、婚約をしてくれないだろうか?」と直球過ぎる求愛を連発。さらには脅しに発展!?

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