俺が部屋を出ると、歌恋がエプロンをつけて、
朝ごはんを作っていた。

俺は、歌恋の元に行き、歌恋を後ろから抱きしめた。


「ひゃぁ!」


何その可愛い反応…


「何作ってんの?」


「朝ごはんと、お弁当…離れてよ…」


「へぇ」


俺は、その離れてなんて無視だ。
離れたくなんてないんだから。


「無視…」