「まだ平気だよ。ここから学校近いから。」


「あっ、そっか」


どうやら歌恋の家は、学校から遠かったらしい。

…寝起きも可愛いな。


「かわいい」


「へっ?」


すごい驚くじゃん。
顔真っ赤にして。


「歌恋、可愛いな〜」


「うぅ…またそうやって…」


顔真っ赤…
可愛すぎるだろ。


チュッ


俺は、歌恋の唇にわざとリップ音をならして、
キスをした。


「な、何するの?!」


「ごめん、でも可愛すぎる歌恋が悪いよ。」


「えっ?私のせい?」


可愛いな。
なんでそんなに真剣に考えてるんだよ。

歌恋が今日も可愛すぎて困る…。