夕方、久保田さんと買い物に行けることになって、急いで部屋中の片付けをした。


お手洗いと、念のためにバスルームもぴかぴかにする。


朝からのお仕事でシャワーを浴びたいかも知れないし。


それ以上のヨコシマな気持ちが全くわかないのは、  久保田さんの人柄を知っているから。


無理矢理なんて、とんでもない。


きっと丁寧にゆっくりと総てを進めてくれる気がしている。


もちろん"いつかは"そんな風に思うけれど。


私もこの恋を大切にしたいと、切に願う。