教室の端っこの彼の席に最後の手紙を入れた。 泣きたくなんかないのに、涙が溢れた。 窓から夕日があたしを照らす。 切ないわけじゃない。 悲しいわけじゃない。 ただ、夕日が綺麗すぎて、夕日が眩しすぎて、ちょっと目に染みただけ。 ただそれだけ。