放課後 ヒロはアキラの家のガレージで アキラの新車ホンダCBX400Fを披露された。

アキラ(どうだよ!!いいだろ!!究極だろ!!こいつをこれからゴッリゴリの俺使用にしちゃうぜ〜!)

ヒロは微笑みながら言った
(ああ!最高だな!高校生で単車を乗り継ぐなんて アキラだからこそだな(笑)

アキラ(いやぁ とはいえ ヒロ!お前も 今日からは ヤマハXJ400Zのオーナーということでなぁ 大事にかわいがってくれよぉ!)

ヒロ(ああ、 任せとけって)

アキラ(じゃあ ヒロ!早速 XJを試乗しがてら桜庭さんに挨拶しとこうぜ!)

ヒロ(大丈夫なんだよな?)

アキラ(分かってるって ちゃんとお前のことは 事細かく伝えてあるから 安心しとけよ!)

ヒロはバイクに乗れる嬉しさとは別に一つの不安も抱えていた。

とはいえ アキラによりガレージから出されたXJにいざ跨りエンジンをかけ排気音が響き出すと身体中の血がバイクの振動と共に熱くなっていくのを覚えた!

アキラはAi phoneをとり桜庭に連絡をした後ガレージからピッカピカのCBXに乗りヒロの横に着く。

アキラ(じゃあ 行くか!)

ヒロは頭を軽く静かに縦に振ると ニャッと少しヤンチャな顔をした。

アキラのCBXが唸りをあげ走りだし その後をヒロのXJがハモるように音を奏で二人の排気音が夕陽で赤く染まった渚町の片隅に響き渡り消えて行った。