この情報は瞬く間にチーム内に拡まった!

総長 桜庭奏( おい!大樹!とりあえずメンバーには 病院に集まらないように伝えてくれ!)

(警察が病院にまだ残ってやがったら 面倒くセェ!!)

(行くのは俺達だけにしようぜ!)

副総長 國常大樹(ああ! そうだな!グループで送信しとくよ!)

ヒロと紬の乗るXJは渚中央総合病院につき2人は総合受付でアキラの状況を聞き手術室の近くへと行った。

そこには 萌華、アキラの母親 東堂藍(とうどうあい)炎の子分で彦名猛、桜庭奏、國常大樹が居た!

桜庭(おう、ヒロ! 久しぶりだな!)

ヒロ(お久しぶりです! アキラは!?)

桜庭(・・・・・)

桜庭は何も応えず 手術室の方を見つめた。

紬は萌華以外は会うのが初めてだった。

あまりにも濃すぎるメンバーに動揺を隠せない。

その紬を察知しヒロは 紬の手をしっかり握った!

紬はヒロの手から伝わる熱に少し 落ち着きを取り戻したが 目の前の迫力には なかなか慣れるものでもなかった。

と、その時 手術室のランプが消えてアキラがストレッチャーに寝かされて出てきた!