「あ、すず〜」

すずは私の隣にいる先輩に気がつくと

どこから出してるのか甲高い声を出して

「キャー!木嶋先輩…何故ここに?」

「あー、まつりが倒れたって聞いて、居てもたってもいられなくて

1人だったら不安だと思ったから、僕が付き添ってたんだ」

先輩はすずに、作り笑顔を見せながら

ここまでのことを話した

「そ、そうだったんですね」

「すず、来てくれてありがとう!少し寝たら身体が楽になってきた」

「もう〜良かったー。急に倒れるんだもん

心配したー!今日はもう授業終わりだから

まつりのカバン持ってきたよ」