「だーいじょうぶ!僕、風邪ひかないから」

(今放送中のアニメ風)

「あ、でも……もし移ってしまったらごめんなさい」

「いいよ!てか移っても茉莉の風邪なら大歓迎」

ここまで先輩は低い声で妖艶さを醸し出しながら

私の耳元で囁いてる

「はうっ」

「まつりは僕だけのだから、僕だけを見てね

まつりは可愛いからさ僕は心配なんだ」

「そ、そういう先輩こそほかの女の子に

笑った顔見せないで欲しいな…」

私だって嫉妬するもん