「はい、座って。僕に足を見せて」

私は先輩の言葉に素直に従うことに

「ちょっと染みるかもしれないけど

我慢してね」

と、そう言って先輩は慣れた手つきで

消毒液をコットンにつけて私の膝に当ててくれた

「いっ……」

思った以上に染みるよこれ


「あー、痛かったね!よしよし!」

先輩?は優しい声で私の頭を撫でてくれた

「あの……先輩の名前って」

「ん?あー!僕は木嶋 里輝哉って言います

青依さんだよね?」