教室のドアが開き、昨日知った、あたし達のクラスの担任の先生が入ってきた。
「えーと今日は、クラスの委員とか決めるって言ってたなぁ」
あー、早速きたよ…
「えー最初はクラス委員長を決めるぞー。
誰か立候補はいるかー?」
シーン…―
まぁそりゃ滅多にいないよね。
放課後とか残らなきゃいけないし、面倒くさい。
「まぁいねーよな。
じゃあ、ん〜まぁ昨日が入学式だし、わかんねぇかもしれないけど、推薦者はいるか?」
そんなの本当にいるわけ…
「はーい」
え?
手を挙げたのは…
誰?
知らない男…
「俺、隼がいいと思いまーす」
じゅん?
て誰だろう…