山口陽菜乃と伊藤悠真は高校1年生で幼馴染み。

「今年の夏、花火大会行く?」
「行くけど?」
「また一緒に行こ」
「いいけど。どうせやることねーし」
「きーまりっ!夏休みが楽しみだ!」

そして夏休みに入り、花火大会前日。

「お母さん、浴衣ある?」
「あるわよ」
「明日着付けて?」
「いいわよ」

そして花火大会当日。

「お母さん浴衣ー」
「はいはい」

お母さんに浴衣を着付けてもらい、花火大会へ。
悠真はすでに待っていた。

「お待たせ」
「おう。今年も浴衣できたんだな」