月が見える教会の丘、私にとってお気に入りの場所。

ずっと1人でいた場所。

孤独に感じたことはあったけれどそれが当たり前になっていた場所。

1人で夜空を見上げて月を見る。

私が空を見上げる理由、綺麗な景色を見たいから。

それもある、けれど・・・。
意識しなくてもあふれてくる涙がこぼれないように空を見上げてきた。

ずっと1人だった場所に君は来た。

私を救い出してくれるかもしれない君が。

期待と不安がせめぎあう。

期待をすると裏切られた時に傷つく。

期待をしなければ傷つくこともないのでしょう。

それでも期待してしまう。

私を救ってくれるかもしれないと思えるほど優しい君のことを。