君はどこか、空を見上げている・・・
そんな君はなぜ俺から離れるだ!
なぜ、君はこんなに助けようとしているのに行くんだ
なぜなぜなぜ、、
こんなに時が戻っても君を守れないんだ!
こんなの夢だとよかったのに、
俺のそばから離れるな
君を守る
その日まで
俺は戻る
戻る!
卒業式が終わるまで守り続ける!
この春許嫁ができました?!
俺は普通の『時掛高校三年』の生徒だ
まぁ、三年って言っても彼女はいないし成績も悪いこともない
ただ、俺はある『超能力』を持っている
でも、超能力というよりは世界を揺るがすことができるという能力だ
普通は超能力なんてバカバカしいし嘘だろうと思っていたんだけど本当にあるにはあるんだ
だけど俺の場合は世界から追いかけられるくらいの超能力だから自分と親ぐらいしかわからない。
そして、俺の超能力は時を駆けれるんだ
だけど一回の反動がバカ強く一日一回か限界が今は二回だ
だけども、事あるごとにたびに能力を使っているわけではない
まぁ、たとえ事があっても使ったらまぁ時間を渡るからその『時の場所』に行ってなにかすると未来がおかしくなるから時を変えるのは難しいんだ
そんなことはよくて今、わりとうれしいだけどびっくりしている状況に
なっている
それは
「父さん、麻里が許嫁になるとはどういうこと?」
俺は今廊下で父さんと話している
「良、お前の能力があってこそだだから麻里ちゃんを許嫁にしたんだ」
「なにか、不満か?」
「いや、不満ではないけど、なんならうれしいぐらい・・・」
「だろ、それに卒業したらそのあとはどうでもいいんだけど卒業まで」
「どういうことだ?父さん。」
「まさか、」
「そのまさかだ」
俺らが言っているまさかは父さんの『予言』の力だ
俺らの一家はもともと先祖代々超能力を持つ人が多いという未来系超能力一家だ
だから俺も持っているというわけだ
だけども父さんの予言はそんなに頻繁でもなく自分でコントロールは
できるけど突発的なんだ
だから本当に当たるとしたら確実だけどほとんどこず三ヶ月に一回ぐらいのペースだ
だからそのペースだから確実に当たるからそれに従わなければならない
だけど、俺の能力はなぜ知られてはならないかと言うと知られてしまうと
悪用する奴はいるけど俺は何百年に一人の先祖返りだから俺がその能力を知られてしまうと時の番人がきて俺を始末しようとするだ
一回父さんが知って時の番人が来たけどその時は父さんが深手を追って
しまったけど時の番人を追い払ってくれた
だけど、次来たらもう時の番人と審判を下す閻魔も来るからもう、ばれる
なって言われたんだ
「で、その予言は、、」
父さんの顔がいつになく真面目な顔だった
「その予言は『白鳥麻里を守れどんな手を使っても』と言う予言だ」
「どういうことだ?」
「多分麻里ちゃんが怪我したりすることかなっと父さんは思っている」
「もし、もし、麻里ちゃんが危なくて守れなかったら良の
『時を渡る能力』を使ってもいいぞ」
「多分、使わないと思う。」
「まぁ、大丈夫ならいいや。でもまぁ万が一だ」
「ほら、良。君の嫁さんが待っているぞ」
「まだ、違うって」
「まだって?」
「父さん、本当に何考えているか」
「何か言ったか?」
「なんでもねぇよ」
そういって俺らは白鳥さんがいるところに戻った
「すいません。席を外しちゃって、」
「いいですよ。別に」
「んで、本当にいいのか麻里」
麻里は俺の幼なじみだ
こんなことになるとは思わないだろう
「全然いいよ。それにお義父さんの予言当たるんでしょ」
「確かに当たるな」
「あ、良言い忘れたことがある」
「父さん、白鳥さんと結婚するから」
「は?!」
唐突に父さんが言った
「父さん、マジで本当に」
「あぁ、本当だ」
「マジか」
「そんなのはどうでもいいんだよ」
「どうでもよくはないんだよ!」
「まぁ、でも麻里ちゃんが承諾してるんだからよかったじゃないか」
「確かに」
「それで良君、麻里そういうこと。」
「だから、私達はあっちで暮らすからこれから『二人で暮らす』
ことになるよ」
人生最大聞いたことない言葉が白鳥さんから出た
『え?!』
「ちょ、白鳥さん?!」
「お母さん?!」
「あれ?良君白鳥さんは堅苦しくしいよ。お母さんって呼んで」
「あ、はい。それはいいんです!俺に娘さんを任すんですか?!」
「いや、良君ならいいかなって、それにあなたのお父さんが大丈夫って
言ってくれるから。」
「いや、そんなに父さんを信じているんですか?!」
「うん。だし、まぁそれに、良君」
『麻里が大好き過ぎなんでしょ』
お母さんは俺の耳元でそう言った
「ちょ、お母さん?!」
俺の顔は真っ赤に染まっていた
「どうしたの?良?」
「なんでもねぇーよ」
俺は少しぶっきらぼうにこたえた
「うん。大丈夫そうだね!」
「なら、私達は今日はここで過ごすから明日にはこっちに麻里の私物を
持って来るからね!」
「あの、食費とかはどうしたらいいんですか?」
お母さんは少し戸惑っていた
「俺の妻に敬語いらないし食費以外も全部だすから大丈夫。」
多分、家計は父さんが得意だから父さんがしたんだなっと俺は悟った
「あと、母さん、麻里ちゃんここは超能力一家の本家だし母さんの家は
こことは違うけどこの本家の人とすごく関係が濃いから大丈夫だよ。」
「でね、だから良の能力は聞かないでね!」
「大丈夫です。あ!」
「いいよ。少しずつ敬語外せばいいから」
「はい。大丈夫。私は良と許嫁になれたんでうれしいです」
「どうしたの?良」
俺はとっさに顔を背けた
「恥ずかしいだよ。麻里ちゃん。」
「ははは」
そのあと俺は麻里に『なんで私を見ないの?』って攻め立てられた
そうしてたくさん、父さんとお母さんと話したり麻里ともたくさん話した
あっという間に一日がたってしまった
「じゃあよろしくね!良君」
「あとは頼んだぞ。良」
「任せろよ!」
「くれぐれも変な気を起こすなよ良!」
「はぁ、変な気は起こさないって」
「そんなのはどうでもいいよ。お父さん」
「じゃあ、行って来ます!」
「いってらっしゃい!」
そう言って父さんとお母さんは行った
「なぁ、麻里。あとの私物の片付け手伝おうか?」
「じゃあ、お願いしようかな」
「あ、そういえば良、お父さんが言ってたんだけど私、卒業式まで
死ぬって言われたんだけど大丈夫かな?」
「大丈夫だよ!まぁ、俺が卒業まで守ってやる。」
「じゃあ、頼んだよ。あなた。」
「まだ、旦那じゃないぞ」
俺は階段の方に目線を向けた
「でも、私良のこと大好きだよ。良は?」
「俺も大好きだよ」
「うん!なら片付けようか。良」
「どこ~良部屋」
「目の前じゃんか。」
「やっぱり、最初は迷うようにした方が良くない?」
「いいんじゃない。麻里らしいし」
「何よ、麻里らしいって」
「ほら、午前中に片付けるぞ」
「はーい」
俺は麻里の私物を片付けていた
「だいぶ片付け終わってきたな」
「そうね。だいぶ・・・かといってまだ半分だけどね」
「だな。」
「よし、まだ残っているし頑張るか」
「だね。」
「ねぇ、麻里。この箱どこに運べばいい?」
「ちょ、良その箱はいいよ。角に置いといて」
麻里は少し顔が赤く戸惑っていた
「わかった」
「ほら、やるよ!」
「おう。」
半分を俺らは1時間で終わらした
「ふー終わった。少し休憩がてら外で歩く?」
「いいね。河川じきのところまで一緒に行こう。」
そう言って俺ら歩きに行った
「ねぇ、良なんで私を許嫁にしたの?」
「はぁ、それは決まってるだろ」
「決まってるだ・・・」
「ん?なに良?」
「いや、なんでも」
「大丈夫。なに言っても良のことだからいいよ。」
「あ、いや俺が麻里のこと、いや嫁のことを愛してるに決まっている
からだよ。」
「もう。わかった」
麻里は恥ずかしいそうにそっぽを向いた
そういっている間に河川についた
「あーきれい。」
「きれいっていつも見てるだ」
「良ったら、いつも見ているけど好きな人と見れるからかな?」
「そうか。俺もかも知れんな。」
「良も同じだね、」
俺らはその河川でめいっぱい休んだ
「そろそろ帰るか?」
「うん!そうだね。」
そういって河川ではなく遠回りではあるけど住宅街に歩いて帰った
「良、危ない!」
「え?!」
「麻里!麻里!」
帰り際家からどこかしらかわからんが花瓶が俺の頭上に落ちて来たらしく麻里が身をていして守ってくれた
「予言で『白鳥麻里をどんな手を使っても守る』ってそういうことか」
「ごめん。麻里。少し待ってて俺が麻里を守るから」
そう言って俺は河川まで戻った
「これでここまで戻ればそこまで反動はでかくないから疑問に
思われない」
そう。俺の能力『時を渡る』能力は時間を戻すことはできるけどその分の時間が長く長いほど反動がでかくなり最悪死ぬことになるからこの能力は強くて危険っていうことだ
「麻里、待ってて今戻るから」
そう、言って俺はおもいっきりジャンプした
「久しぶりだな。時読」
「久しぶりだな。時駆良」
「あぁ、本当に最後にあったのはいつぶりかな?良。」
「そんなことはどうでもいい」
「そうか。急いでるんだろう。」
「さすが、時読いや時の番人さん」
そう、この人は馴れ馴れしく話してはいるけど時の番人だ
この人の名前が時読なんだ
まぁ、言えばたまにここに遊びに来ているだ
だけどだいたい話し相手だけどね
「今回はどこの時間に行くんだ?」
「この時間まで戻る。」
「よかった。その時間までか。」
「どういうことだ?」
「いや、話し相手がいなくなってしまうからな」
「そうか、じゃ急いでいるからいかなくてはな、」
「くれぐれも、目的だけ戻せよ!あと、話したいこともあるから
忘れるなよ」
「あぁ、またな。ありがとうよ!」
「おう。」
そう言って俺は急いで時の道を走った
この道は時が戻れる。
だけど、俺か先祖返りの人はたまた閻魔や霊とかしか歩けない
もし、乗ったら時間を永遠とループしなければならなくなり時の道から
出れなくなる
「う、やっぱり2時間だけでも結構な反動がくるな。さすがに」
俺は反動が来たけどなんとか持ちこたえた
「良?何か言った?」
「何も言ってないよ。麻里そろそろ帰るか?」
「うー!帰るの」
「帰るのいや?」
「そういうことじゃないけど」
「甘えたい・・・・・・」
「ふ、そうかなら帰ってひざ枕してやるよ」
「やった!ありがとう!良」
「でも、今回はその分遠回りせずに何もないところを通るよ」
「うん?うん!」
少し俺の言動がおかしかったのかなっと俺はそっと胸に手を置いた
家に帰ったら俺は少し落ち着いた
だって麻里が家ではなにかとわかるからね
「さぁ、ご飯食べよう!」
「良、今日の当番は私ということ今日忘れていたでしょ。」
「ごめん。だから手伝おうか?」
「なら、副菜お願い!」
「任せろ!」
俺らは夕飯を完成させた
「いただきます」
「麻里、料理上手だな。本当に」
「それほどではないって」
「まぁ、自信持っていいよ」
「俺は麻里の料理好きだから」
「もう、褒めるの本当にうまいよね」
「本当のことだから」
「ごちそうさま」
「おいしかった。」
そう言えば父さんからメールが届いていたんだっけ
「うん?」
「ちよっと麻里父さんと話すことがあるから話してくる」
俺はそう、言って廊下にでた
「父さん、どうしたの?」
『いや、うまくやってるのかなって』
「うん!うまくやっているよ」
『守れたか、今日。』
「父さんの予言が麻里を守るということがわかったよ。」
『そうか、ならよかった』
『こっちも母さんと楽しくしているよ』
「よかったな、念願がかなってくれて」
『あぁ。そろそろ夕飯か?』
「もう、大丈夫ご飯食べたから。」
父さんは本当に心配性なんだから
「そろそろ、切るよ。」
「また、話すよ。父さん」
『そっちも頑張れよ!』
「おう、父さんも」
そうして、電話は切れた
「良、何の話し?」
「あぁ、今、どう状況かだってさ」
「そうね、いいんじゃない?」
「確かに。いい方伝えてはいるからね。」
「ねぇ、良やることもやったんだしひざ枕してー」
「約束だしいいよ。」
俺はソファーのところで座った
そうして、麻里がソファーに横になりひざに頭を置いた
「うー。本当に落ち着く。」
「落ち着くね」
「良のひざ枕というより良に甘えるのが癒される。大好き。」
「うん。俺もだよ」
「たくさん甘えたから眠たくなったから寝る」
「お姫様抱っこ」
麻里は俺に手をかざしてきた
「今日だけだよ。」
「うん。」
そう言って俺は麻里をベッドまでお姫様抱っこしながら行った
「俺も寝るよ」
俺は別室に向かった
「おやすみ。麻里。」
「おやすみ。良」
そうして、一日が過ぎていった
今度は俺が麻里を守るとそう誓って。
ついにこの日が来た
体育祭・・・・
「ついに、ついに来たよ。時夢。」
「何だか、良辛そうだなぁ」
「そうだよ。俺は体育祭がめんどくさいだよ」
「そうか?お前にとっちゃぁいいとは思うぞ!」
「なんで?」
俺は時夢の言っていることがよくわからなかった
「お前、そういうところだよ。気づいてないっていうこと・・・・」
「お前、勉強もわりと出来て、運動神経がとてつもなくいいじゃん。それに
お前、本当、顔が良すぎる。いや、良すぎるんだよ。」
「そうか?ならありがとう!」
「褒めてはいるけどずるいわ、」
「なんで?」
「いや、だって普通にお前体育祭じゃなくても女子に人気じゃんか。」
「あー、そういうことね。」
「何だよ。そういうって。とういうか、あの中に好きな人いるのか?」
時夢は俺によかかってそう言った
「いや、あんなかにはいないし。」
「あんなかにはって、他はいるってことじゃないか。教えろよ。良」
「はぁー?なんでお前に教えなければならないんだよ」
「まぁ、そこは俺達の仲っていうことで・・・・・」
「はぁーまぁいいぞ」
「俺には、」
そう言った直後
「お前ら座れ。」
先生が入って来て俺達の雑談は終わった
そうこうしている内に体育祭のやることは決まった
「良は借り人か。いかにもだな、」
「いかにもって。」
「ねぇ、ちょっといい?良」
麻里が俺の机の場所まで来て二人で一緒に廊下に出た
「許嫁のこと言った?」
「いや、言ってないけど。」
「なら、まだよかった。良、許嫁は他の人には言わないでね」
「おぅ、それはわかっている」
「うん。でも、彼、女。ぐらいなら友達に言っていいよ・・・・・・」
麻里は少し恥ずかしいそうに言った
「ありがとう!」
俺は元気に答えた
「でも、少しは休憩時間私のところまで来てたくさん良と話したいから。」
「うん。わかった」
「それと、あと良帰り待ってて、帰り買い物をするから。」
「わかった。あ!麻里。そういえば買物袋持っているけどいる?」
「さすが、良。ちょうど言いたかったんだよね」
「じゃ、また帰り靴箱で待っててね。」
そう言って麻里は自分の友達のところまで戻った
「良、何の話し?」
「ただの、世間話し」
「ま、いいや。で、さっきの俺にはって続きは」
「まだ、覚えてんの?」
「さっきの俺には彼女がいるっていうこと。」
「良、彼女出来たんだな。これでお前は晴れて彼女持ちだな。友達として
うれしいぞ。」
「そうか、ならうれしいぞ」
「うんで、誰?彼女」
「麻里だよ。」
「麻里ちゃんか、」
「よかったじゃないか、最高の彼女じゃないか」
「なんか恥ずかしくなった。」
「恥ずかしがんな。これでやっと二人で彼女の話ができるんだから」
「?!」
「え?言ってなかったけ?あぁ、言ってなかったかも」
「良、俺も彼女いるよ。名前は梨華だ」
「梨華なんだ」
「梨華なんだって何だよ」
「梨華を馬鹿にしたらいくら良でも殺すからな。」
「わかってるってというか麻里を馬鹿にしたら同じだからな、」
「ははは」
俺らは休憩時間たくさん自分の彼女のかわいいところを話した
あのあとあっという間に時間が過ぎて夕方になった
「待ってた?」
「全然、待ってなかった。」
「なら、良行こうか、」
俺らは食材の買い出しに二人で行った
「麻里、俺の友達の時夢がいるんだけどそいつ、彼女がいるから麻里の話しもして盛り上がったんだ。」
「良、ちなみにどんな話しをしたの?」
「麻里がかわいいって思った時のことや他にも俺が麻里の好きなところをしゃべったりな。」
「恥ずかしい・・・・・・」
俺は正直なことを言ったまでだしね
そのあと、俺達は何事もなくスーパーで買い出しをして家まで帰った
「久しぶりに来たんだな・・ここ」
俺はある家に来ている
その家は・・・
「先代の本家の家」
そう、今俺は先代の本家の家に来ていた
「麻里、今日は休日だから休めばよかったのに・・」
「良が浮気するかもだし、それに本家の人達にも挨拶はしておきたいから。」
「そうか。はは。うれしすぎるな・・・」
俺は単純に麻里のその言葉が嬉しかった
「それに、良忘れているかもだけど私も白鳥一家の本家の方だよ。」
白鳥一家一族は俺らの先祖にものすごく関係があり、白鳥一家一族は噂では
時駆一族の分家という噂もある。
「まぁ、でも気をつけろよ。時駆一族にたまにいるだ俺ら本家に
嫌がらせをする一家が・・・」
「大丈夫だよ。良。私は大丈夫だよ。だから安心して、」
俺はあまりこの集まりに来たくはない。なぜなら嫌がらせがひどいから。
まぁしたら一族から罰が下るけどな。
「わかった。安心するよ。なら入ろうか。」
そう、言って俺達は先代の本家の家に入った
そうそうに俺達に話しかけたのは・・・、
「おおー久しぶりだな。良君」
「お久しぶりです。当主。」
俺の目の前にいるのは今この先代の家の当主だ
「そんな、堅苦しいこというなよ。」
「それでも、あなた様は時駆一族の『長』なのですから敬語は使わなければ」
「まぁ、一応俺は長だからな。でも、もうこの時代だ!
本家や分家など堅苦しいことはどうでもいいしな」
この通り今の時駆一族の長は気さくな人だ
ただ気さくな人だけどやるときは徹底にやるのが今の当主だ
「お!良君、君嫁さんを連れてきたのかな?」
「はい。まだ嫁ではないですが許嫁です。」
「良の許嫁の白鳥麻里です。どうぞこれからもよろしくお願いします。」
「よろしくね。というか麻里ちゃんは白鳥一家だったよね。」
「はい。その通りです。」
「そうか。ねぇ、白鳥空葵は元気かな?」
「空葵ですか?」
「あぁ、空葵だ。昔お世話になったからね。」
「空葵は元気です。最近どこかにオシャレして行っていますけど。」
「空葵、まだ言ってなかったんだ。」
「言っていないとはどういうことですか?」
「あぁ、近々俺と空葵は結婚式の準備をしているんだ」
「?!」
麻里はびっくりしていた
「まあ、近々言うとは思っていたけど麻里ちゃん何も聞いてないことに
してね」
「はい。わかりました」
麻里が深く当主に聞かないのは少しだけ強く当主が脅しの気を出しているから
当主は優しいけどこの時駆一族の頂点の強さを持っている。
その強さは時の番人に匹敵している。
もしかしたらそれ以上ということもある
でも、その強さを持つには死と隣合わせのことをしている。
「ま、立ち話は疲れるだろうから上がって。」
「すいません。お気遣いをしてもらって。」
「大丈夫だよ。ほら上がって、」
そう言ってもらったあとに俺達は家に上がった
俺らは一家が集まっている部屋に来ていた
「お!良久しぶり。麻里ちゃんも」
そこには久しぶりに見た人物がいた
『お父さん、お母さん!?』
「どうしたの?急に帰ってきて」
「忘れてないか?俺らも一家の一員だぞ。」
「あ、そうか」
忘れていた。父さん達も時駆一家の一人だということを・・・・
少し父さん達と世間話をしていると当主が前に立った
「今日は一族総出で来てくれてありがとう。」
「今日は話したいことがある。」
「空葵。いいよ。出てきて」
当主がそう言ってふすまから空葵さんが出てきた
「俺は彼女いやこれから嫁の白鳥一家から来た白鳥空葵だ」
「白鳥空葵です。どうぞよろしくお願いします。」
俺達と当主達以外の一家が口を開けて驚いている
「まぁ、そういうことだから今日はゆっくり楽しんでくれ。」
「カンパーイ」
「あ、良君と麻里ちゃんこっちの部屋に来て。」
『はい。』
俺らは別の部屋に来た
「今日は来てくれてありがとう!でな、俺は当主だから麻里ちゃんの
お姉さんはこっちに嫁ぐということ」
「んで、良君は暇とか時間があれば俺の補佐として働くというのはどうかな?
「いいんですか!?」
なぜ、俺がこんなにも驚いているのかは当主の補佐にいるっていうことは実質当主と嫁さんの次に偉いっていう地位だ
「いいんだよ。というかこの一族で俺の次に強いんだから」
「ありがとうございます!」
「よし、残りの時間楽しもうか。」
そうして、元の部屋に戻り残りの時間を楽しんだ
「ねぇ、良私少しお手洗いをしてくるね」
「あぁ、わかった」
そうして麻里はお手洗いに行き俺は当主やそれ以外の一家と話していた
「当主、少し席を外します。」
俺は少し時間が経った頃空気に違和感を覚え俺は席を外した
「わかった。だけど俺も今回違和感があるからついて行くよ・・・・」
当主がそれを言って俺達は麻里が行った方向のトイレに行った
「麻里!」
そこには麻里の倒れた姿があった
「大丈夫か?」
でも、返事はなかった
「だれが!くそ、ちゃんと見ていれば。当主!」
「良君、君の言いたいことは分かる。確かに状況を整理している暇はないな」
「でも、当主今俺が能力を使ったら・・・・」
「大丈夫、今は誰もいないし犯人もいなさそうだよ。」
「いや、それもそうですが時渡りの能力を使えば当主の記憶がなくなるので」
父さんは自分の能力を話してはいけないとは言っていたけど当主は時の番人と同じ位だから言ってもいいのだ
それはそうと俺の能力は使うと時を渡ることはできると同時に記憶も俺以外は戻るから協力してくれないかもだから当主にはそう言った
「大丈夫だよ。良君。俺の能力の一つ目は『共有時権』という能力が
あるから大丈夫だよ」
「共有時権てのは何ですか?」
当主の能力は一つ前の代の人しかしらないから俺とか他の一家も当主の能力は知らないのだ。
「そんなことは、やって見たら分かる。ほら、良急ぐぞ」
「はい!」
「確かその能力は反動がきついだろ、なら共有させてくれ。」
「はい?」
「まぁ、そんなことはいいんだ少し強引だけど・・・・」
『共有時権・・・対象時駆良』
「よし!行くよ!良君早く麻里ちゃんを守らないと。」
そう、当主が言った瞬間俺は能力を発動していないのに時の番人のところに
来ていた
「わかったか、良君俺の一つ目の能力。」
「はい、わかりました。」
目の前にはいつも通りの時の番人がいた
「当主様、お久しぶりです」
「久しぶりだな、時読!それより、時読俺も良君と一緒に時を渡るよ」
「まぁ、いいぞ当主様の能力がそこまでとは思わなかったけどな」
「そうか、でもまた良君に頼んでまたやるか?」
「いやもうやらないかな?」
「そういわず急いでいるからすぐにいくな」
「おう!」
そう言って当主と俺は時の道を走って行った
「よし、成功したな・・・それにしてもやっぱり反動は案外でかいな」
『共有時権・・・対象外時駆良』
「これで、良俺は良君の能力は今は使えなくなったからな」
どうやら当主の能力は声に出して対象を選び相手の能力を共有として権利を
自分にもらうという能力。
「チートですね・・・・」
俺は当主の能力が強すぎると思った
「まぁ、それより犯人探しをするぞ。」
「わかりました!」
俺はふすまがある部屋に戻った
「どうしたのですか?当主?」
俺が急いで戻って来たからか皆焦った
「いや、久しぶりに良君と追いかけっこしてたから、疲れてしまった」
「もう、当主そんな歳ではないし良君だってそんな歳じゃないのにね」
そう、言ってみんな笑っていた
でも、昔当主と追いかけっこしていたおかげではぐらかせた
少しの間麻里がお手洗い行くまで俺はある仕掛けをしていた
それは、毒の対策だった。
あのあと何の毒か調べたら強力な神経毒だった
それは、人をすぐに殺せるような毒だった
「当主、あの作戦に犯人は乗ってくれるでしょうか?」
「乗ってくれている。」
俺は少し不安になり当主に尋ねた
少し時間がするとさっき麻里がお手洗いに行く時間になった
「良、私少しお手洗いに行くね」
「わかった」
そう言って麻里はふすまに出て行った
俺と当主は麻里の後を追った
麻里がトイレのドアを開けようとしたとたん
「ばたん・・・・」
麻里が倒れた
「効いたか・・・・」
麻里の目の前にはどこかの家系の男がいた
「白鳥家はなかなかに時駆一族に縁が深いからここまで時間がかかっな」
そう言った男の目の前に当主は立った
「あれ?萩原一家の家長さんどうしたのですか?」
当主は何も知らないようにその男に近づいた
「え、当主様ここに白鳥さんが倒れていたのですが、、、
どうすればいいでしょうか?」
男はあたかも自分が殺していないように接していた
「もう、大丈夫ですよ。萩原さん・・・心苦しいですがあなたはそれ
相応の罰を追って与えます。」
「何のことですか?当主様」
「あなた、麻里ちゃんを殺そうとしたのでしょ・・・・」
「ちぇ」
男は当主に向かって舌打ちをした
「ばれてたのかよ。でも、白鳥を殺せたからいいか」
「はい?何のことですか?」
「は、死んでんの見てわかりますか、当・主・様」
その男は当主にタメ口で煽っていた
「ははは」
当主はいきなり笑った
「は?お前馬鹿なんじゃないか」
「いや、お前が馬鹿なんだよ、萩原。お前対策してないとでも思ったか今
麻里ちゃんが倒れているのは少し強い睡眠針に刺さったからだ」
そう、これが当主と俺が考えた作戦だった
もし倒れなかったら犯人はでてこないと当主が悟ったからだ
「くそ、失敗か。でも、見られたからには当主だろうが死んでもらう」
「俺の家系の力を見せてやる萩原一家のな」
「当主!」
俺はすかさず当主の手助けしようと思ったが当主はこちらを見て
「良君、麻里ちゃんを助けて隠れといて一族破門を潰すから・・・」
当主は優しく接っしてくれたけど俺は底が知れないほど怖かった
「隙を見せたな、当主!」
男は手から煙を出した
「これは、俺の超能力!『毒煙怪』」
「名のとおり毒の煙だ!」
当主に向けて男は毒の煙を出した
「俺は萩原家の長男だから普通の煙より見えない毒煙だ!」
その男が言ったとおり透明な煙が当主に向かった
「そうか忘れていたな。でもその攻撃は俺には効かん」
『無夢と無時』『無時&共有時権・・・萩原長男』
当主が言ったとたん透明な煙が男に向かった
「なんで、なんでなんだ。」
男は自分の毒に当たって悶えていた
「大丈夫、死なないぐらいの毒に変えたから」
『全解除』
「当主今のは・・・・・」
「今のは、いや・・・今ここでは言えない先に麻里ちゃんをふすまに
連れていこうか?」
俺は麻里を当主は萩原長男を連れて行った
ちゃんと萩原長男は拘束して
「で、当主今さっきのは何ですか?」
「もう一つの能力は『無時夢』っていう能力だ。この能力は俺しか
持っていないぞ」
「俺のこの能力は簡単に言えば法則を無視できる能力だ。」
「法則を無視って無敵ですね・・・・」
法則を無視ということは例でいえば重力を無視して飛べるみたいな能力だな
「いや、無敵ってわけではない・・・・俺の能力は法則は無視できるが
時間の法則と人の夢の法則を無視できるだけなんだ」
「それでもかなり無敵です。」
「そうか?でも『共有時権』は反動は強くないんだけど『無時夢』は反動が
馬鹿みたいに強くて修行と死と隣り合わせの戦いをしなければ
ならないんだけどね」
当主は軽く言っているが普通はありえないほどの奇跡みたいなことなんだ
運が悪く死ぬ人もいるぐらいの修行と戦いなんだよな
「さてと、萩原の長男さんおはよう」
「あ、は、当主俺はどうしてここにいるんですか?」
「てめぇ、俺の麻里をよくも殺そうとしてくれたな」
俺はその男のすっとんきょうな言葉に腹が立ち男の胸ぐらを掴んだ
「俺にもさっぱりなんのことかわからないです・・・・」
そんだけ言っても男の言葉は変わらなかった
「おかしいな?君とぼけているの?それとも『操られていたの?』」
当主は周囲の空気が変わるほどの殺気を出した
「あ、あ、あ、ほん、とうに何も、、知らないです。」
男は震えながらそう言った
俺も正直震え上がっていた
「そうか、なら本当なんだな。わかった。操る能力を持っている一家は俺は
知っている」
「本当ですか!当主!」
俺は早く犯人を捕まえたかったから少し興奮をしていた
「あぁだけど今回もしこいつが操られていたのならこの時駆一族と敵対を
している。『糸蜘蛛一族』だ」
「『糸蜘蛛一族』」
「糸蜘蛛一族って何ですか?」
俺はその一族について何も知らなかった
「良君、知っておかないといけないことだよ。」
「すいません。」
「糸蜘蛛一族っていうのは主に蜘蛛の糸のように人を操ることができる
能力を持った一族だ」
「その一族はこの時駆一族の古来からの敵でもある。でも糸蜘蛛一族は
うちの一族に手を出しているから俺も死にそうになることはあるんだが
その時にその手先を潰しているのだがなかなかに強くて今の日本の半分は
時駆一族の領土・・・・」
「もう一方は糸蜘蛛一族の領土だからなかなかに強く先祖も前の代も決着が
着かなかったんだ」
「たまに、俺は次の世代に繋ぎたいと思って交渉しているのだけどまだ
会社の妨害もしてくるしいろいろな工作をしてくるからまだ先かも
知れないな」
「そうですか・・・・」
「良君。落ち込まなくてもいいんだよ」
「いや、落ち込むな・・・・だいぶあっちも勢力は落ちているから時が
きたら伝える・・・・」
そう言って当主と萩原一家の長男はふすまから去って行った
「麻里!起きて!」
「う、ん?」