「あーあ、嫌われちゃったよー、竜。




俺さぁ、お前がしたいことさっぱり分かんないだよね。」







「別に無理して分かろうとなんてしなくていいよ。




大したことじゃないし、



将には関係ないからさ。」






竜は下を向き、



自分の足元に目を反らしながら言った。





スパイクはボールを夢中で追いかけてた事を証明するかのように、


ところどころ土で汚れている。