「ちょ、来何してるの!!


私はどこにもはいらないの!!」




来は私から奪い取った真っ白な入部届に何かをせっせと書きこんでいった。






しかも、ご丁寧にペン書きで。





来の手の中にある入部届を奪い返そうと手を伸ばしたが、



それは空を切っただけだった。