家に戻ろう、


ずっとこのままで居たいけどそうゆうわけにはいかない。

そう思って鈴望ちゃんの手を外そうと思うと

「ぃ、、か、、、、、ぃ、、で」


と切れど切れだけど「いかないで」って言ってるのはよくわかる。


だから俺は、手を繋いだままでいた。



 **-・。**-・。**-・。**-・。**-・。



「う、ん?」


俺はあのあと手を繋いだまま寝てしまったようだ。


だけど、俺と、手を繋いでいたはずの鈴望ちゃんは、いない。


しかも、俺の肩には掛け布団がかかっていた。


この部屋よくみたらスカイプリンスのグッズが沢山ある…



俺は体を起こして部屋を出た。


リビングに行くと、鈴望ちゃんがキッチンでなにかをしていた。


すると、鈴望ちゃんは、俺に気づいて動いていた手を止めてこっちをみた。


「お、おはようございます。昨日はありがとうございました…」


と、言って頭を下げた。