最初は、抱きつかれたことにパニックだけど、俺は冷静に抱き返した。

「大丈夫だよ」


鈴望ちゃんの目は、安心した目をしていたが少し涙が残っていた。

きっとさっきまで泣いていたんだろう。

早く行ってあげれば良かった…。


俺は寝ちゃえば雷なんて怖くないはず!

と、思い鈴望ちゃんの部屋まで行った。


「入って大丈夫?」

すると、鈴望ちゃんは、俺の胸に顔をうずめてコクコクとうなずいた。



く、くそかわいい。

やばい俺にやけてるかも。


俺は鈴望ちゃんをベットの上におろした



「鈴望ちゃんが寝るまでずっと一緒にいるから安心して寝な。」

鈴望ちゃんは、

コク

と、小さくうなずいた。



鈴望ちゃんは、布団を鼻のところまで上げて目しか見えない。


すると、

恥ずかしそうに

「手、…繋いでくれませんか…?」


!?


か、かわいい…

上目遣いだし…

わかってやってる?


「ん。いいよ」


と、言って俺は手を出した。




すると、鈴望ちゃんは、すぐに寝てしまった。

寝顔かわいっ