「おはようございます!! 先輩! 暮さん!」
「「お……おはよう……?」」
翌朝はいつになく良い目覚めを感じていた。
朝食の当番も一番乗りでキッチンカーに入り、凪徒と暮がやって来る前に殆どの調理を終え、モモはにこやかな笑顔と元気な挨拶で二人を迎えた。
「おい、凪徒……何だ~あのモモのご機嫌は? お前、あの後もしかして上手くごまかしたのか?」
暮は配膳するモモから離れ、凪徒のTシャツを引っ張って隅に連れ込んだ。
困惑する凪徒にヒソヒソ声で問う。
「あの後って?」
横目にモモのキビキビと働く姿を入れ、暮に問い返す凪徒。
「酔っ払って失言しただろうが~! あれからモモに謝ったんだろ? ついでにどうにかしちゃったか?」
「どうにかって何だ?」
「そりゃあ、若い男女が集えばその~」
つっけんどんに再び返された質問へ、暮は鼻の頭をほんのり赤くして答えた、が。
「「お……おはよう……?」」
翌朝はいつになく良い目覚めを感じていた。
朝食の当番も一番乗りでキッチンカーに入り、凪徒と暮がやって来る前に殆どの調理を終え、モモはにこやかな笑顔と元気な挨拶で二人を迎えた。
「おい、凪徒……何だ~あのモモのご機嫌は? お前、あの後もしかして上手くごまかしたのか?」
暮は配膳するモモから離れ、凪徒のTシャツを引っ張って隅に連れ込んだ。
困惑する凪徒にヒソヒソ声で問う。
「あの後って?」
横目にモモのキビキビと働く姿を入れ、暮に問い返す凪徒。
「酔っ払って失言しただろうが~! あれからモモに謝ったんだろ? ついでにどうにかしちゃったか?」
「どうにかって何だ?」
「そりゃあ、若い男女が集えばその~」
つっけんどんに再び返された質問へ、暮は鼻の頭をほんのり赤くして答えた、が。