「俺はいつ帰れるか解らないから、
母さんや兄弟をしっかり頼って、
甘えて良いし、泣いて良いし、
気持ちを全部ぶつけて
良いんだからな。
俺以外でも、お前の周りには
仲間がたくさん居るだろ?
皆、お前が頼りにして来るのを
待ってるからさ。」

「…でも、迷惑じゃない?」

「またそんな事言う。
いいんだよ、大丈夫だって。」

「そうかな…。
何か最近、自信ないや。
自分がちゃんと愛されてるか。
何か怖いんだよ。
もし死んでしまっても
ちゃんと覚えていて
くれるのか不安なんだ。」