夜。
父さんからメールが来た。
『顔が見たいから、一人ずつ写真を送ってくれ』
との事だったので、
俺が撮って回った。
貴斗兄は勉強中だったので、後回し。
暁兄と美咲を撮って、
美咲に俺を撮ってもらって、
母さんを撮っていたら、
「愁、
まだ動き回ったらダメ。」
と叱られた。
なので暁兄に携帯を渡して、
貴斗兄を撮って送ってもらった。
「返信来た?」
俺はソファに寝そべってそう言った。
「いや、まだ。
…お、来た。
…皆元気そうで安心したよ。
来月の頭には
帰れそうだ、だって。」
「ホント!?
…けほっ、けほ、けほっ!」
「ほら、あんま無理すんな。
まだ病み上がりなんだから。」
「…ありがと。」
父さんからメールが来た。
『顔が見たいから、一人ずつ写真を送ってくれ』
との事だったので、
俺が撮って回った。
貴斗兄は勉強中だったので、後回し。
暁兄と美咲を撮って、
美咲に俺を撮ってもらって、
母さんを撮っていたら、
「愁、
まだ動き回ったらダメ。」
と叱られた。
なので暁兄に携帯を渡して、
貴斗兄を撮って送ってもらった。
「返信来た?」
俺はソファに寝そべってそう言った。
「いや、まだ。
…お、来た。
…皆元気そうで安心したよ。
来月の頭には
帰れそうだ、だって。」
「ホント!?
…けほっ、けほ、けほっ!」
「ほら、あんま無理すんな。
まだ病み上がりなんだから。」
「…ありがと。」