苺美が…完全に消えた。
何個?何袋?どこに発注されて行くのだろう…。
「あれ、どこに行くんですか?」と聞こうとして止めた。
どうでもいいか。アイツなんて…。
それに今までの経験上、聞かれる答える面倒臭さを知っている。
苺美が数えきれない程与えてくれた “嫌” をタキにはしたくない。
そう考えられる自分になれた事に関しては苺美に感謝だ。
苺美が教えてくれた “嫌” を…。
それも忘れずに進もう…。