「瑠璃ー!ごめんね!でも大丈夫だからね!一月くんいるし!」
 

大丈夫じゃないよ〜…

この夏休みの間お母さんたちが仕事で一週間いない

さらにいっくん(早見 一月)の家のお母さんたちは常に仕事で忙しい。

だけど私一人でいるよりは家の近い幼馴染のいっくんの家に住むことになったのだ。

これからいっくんと二人で住むということだ。

「ほらいっくんもなんかいってよ!」

「お任せください。大丈夫です」 

「え?いやいやお任せくださいじゃないよ!むりむり絶対むり!!」

「瑠璃わがままばっか言うなよ」

「わがままじゃないし!いっくんも引き受けないでよ」

「俺の家に来れば毎日お菓子にケーキをだすよ」

そうだいっくんはすごく器用でお菓子づくりとか何もかもできるんだった!

「ばいばいお母さん!」

「あ、ばいばい瑠璃…」