去年、新入生歓迎会と称して遊園地に行くって話になったときとまったく同じやりとりに、思わずわらってしまった。
「いいね、今日くらい羽目外しちゃおっか」
森系ガールもめずらしくノリノリで、私も立ち上がった。
わくわくする。
「うわ、え、!?」
雪杜くんの腕にぎゅっとだ抱きついて、そのまま腕を引いて走り出した。
「ちょ、先輩!?」
「よーし、みんな続け~っ!!」
「待っ、俺行くなんて一言も……っ!!」
後ろの方で私たちを追いかけてくる足音と、みんなの声。
周りを囲むように響き渡る蝉の声。
その中のどれより鮮明に聞こえる君の声。
「大好きっ!!」
「だっ……!?」
「だーいすき!!」
「ちょ、聞こえてるから!! 声、でかいって!!」
間違いなく、私の中で流れる時間軸の中心に向かって叫ぶように想いをぶつけた。
絶対絶対、変わらないよ。
君を大好きな気持ちだけは、どれだけ時間が経ったって、変わらない。色あせない。
毎日めまぐるしい毎日の中で、私は君を見つけた。
君が笑うと嬉しくて、もっと笑って欲しくて。
いつも、この瞬間も、常に、毎秒。
私は君に恋をする。
元気がなくなったら水をあげるから。
つぼみが膨らんだら一緒に喜ぶから。
散るときは、綺麗だねって一緒に踊ろうね。
雨宿りをしたあとは、こうして手をとって走るの。
いつだって一緒にいるために、休んでばかりじゃいられないもの。
「……ったく、仕方ないなあ」
「えへへっ」
全部好きだよ。
でも、間違いなく君の笑顔が一番好きだよ。
疲れても、すれ違っても、どんなに遠く離れても。
がんばって追いつくから。隣に行くから。
ずっとずっと、一緒にいようね。
「いいね、今日くらい羽目外しちゃおっか」
森系ガールもめずらしくノリノリで、私も立ち上がった。
わくわくする。
「うわ、え、!?」
雪杜くんの腕にぎゅっとだ抱きついて、そのまま腕を引いて走り出した。
「ちょ、先輩!?」
「よーし、みんな続け~っ!!」
「待っ、俺行くなんて一言も……っ!!」
後ろの方で私たちを追いかけてくる足音と、みんなの声。
周りを囲むように響き渡る蝉の声。
その中のどれより鮮明に聞こえる君の声。
「大好きっ!!」
「だっ……!?」
「だーいすき!!」
「ちょ、聞こえてるから!! 声、でかいって!!」
間違いなく、私の中で流れる時間軸の中心に向かって叫ぶように想いをぶつけた。
絶対絶対、変わらないよ。
君を大好きな気持ちだけは、どれだけ時間が経ったって、変わらない。色あせない。
毎日めまぐるしい毎日の中で、私は君を見つけた。
君が笑うと嬉しくて、もっと笑って欲しくて。
いつも、この瞬間も、常に、毎秒。
私は君に恋をする。
元気がなくなったら水をあげるから。
つぼみが膨らんだら一緒に喜ぶから。
散るときは、綺麗だねって一緒に踊ろうね。
雨宿りをしたあとは、こうして手をとって走るの。
いつだって一緒にいるために、休んでばかりじゃいられないもの。
「……ったく、仕方ないなあ」
「えへへっ」
全部好きだよ。
でも、間違いなく君の笑顔が一番好きだよ。
疲れても、すれ違っても、どんなに遠く離れても。
がんばって追いつくから。隣に行くから。
ずっとずっと、一緒にいようね。