『またやっちゃった…』 自分から滴り落ちる朱を眺めてた。 何をするでもなく、 ただじっと眺めるそれは狂気の証。 中2からずっとこの調子。 治そうとは思わない。 誰も止める人なんていないから。 自虐行為をしていると 誰も知らないから。 だから特別困りはしなかった。