美「よし、食堂で粘るぞー」

『おー!!』

美玲の掛け声に続き、私も気合を入れる


お恥ずかしながら
私は間宮さんの連絡先がわかりません。
分かっていたとしても、私の一目惚れに近い恋なので、ご飯にお誘いできる仲でもない
だから、きっと現れるであろう食堂で間宮さんを待ち構える作戦だ♪



長くなることを覚悟して、
いざ、戦場へ!







エントランスに入ると


!!!!!!!!!!!





『ま、間宮さん!!』



美「え?」





めちゃくちゃ気合いを入れていた私たちの目の前には、まさかの間宮さん。


あまりの速さに美玲も嘘だろ?という反応をしている

私も驚きすぎて、目が泳ぐ。


間「凛子ちゃん、おかえり」



『こんにちわ、間宮さん』



どうしよう、この展開予想していなさすぎて
心臓ばくばく。



間「珍しいね凛子ちゃんが正面からなんて
  今日は、お友達と食堂?」



『はい、間宮さんはよくここに居るんですか?』



間「たまにかな? 取引先と軽い打ち合わせの時はここ使うから」



『そう、なんですね?
 あっ、じゃあ私達はこれで、』


美「失礼します。」



間「うん。凛子ちゃん楽しんで、お友達も。」



そう言って私の頭を優しくポンポンしてくれる間宮さんは
本当にずるいと思う。





食堂に行くと言っていた私たちは目的が達成できたので
私の部屋に直行!