次の日も裕介くんにお世話になりました。




『よし!良い感じになってきた。』


裕「お力になれて何よりです。」


『本当、裕介くんは最高のお友達だよ!』



困った時の裕介くん
いつも助けてくれる

しみじみそう感じてると、



?「なーにしてるの?」



『へ?間宮さん!!』



あまりの突然の出来事に
拍子抜けの返事をしてしまった。



裕「間宮さんお疲れさまです、今日はもう仕事終わったんですか?」


間「まだ、お腹空いたと思って食堂来てみたら
 目立ってる2人が居たから」



急な間宮さんの登場に
こころが踊る

それに私を見つけてくれたことが
なお嬉しい♪


『うそ、はじの方でひっそりやってたはずなのに』


裕「凛子ちゃんのせいだな」



『私?え?なんで?』


間「これは完全に凛子ちゃんのせい」


裕「ですよね、俺斜め後ろのやつに睨まれたし」


??????


突然意気投合している2人に
私の頭はパニック状態





間『凛子ちゃん、けっこう鈍感だな』



そう言いながら、
私の頭をポンポンしてくるそれは、嬉しい反面
間宮さんが完全に私のことを子供扱いしている証拠。
嬉しさと、悲しみで感情がぐちゃぐちゃだ。


どうしたら間宮さんと並んで歩いても
違和感がないくらい
大人な女性になれるだろう



どうしたら“間宮さんの好きな人”になれるだろう


凄く、もどかしい