詩織「ね、ねぇ、海?どうしたの?私、帰るよ、?いつもみたいに送ってくれないの?」

海「…送らない。あと、お前、いらない。早く帰れ。」

え?

詩織「え?」

詩織ちゃんと、声が重なった。心の声だけど。


それより…

詩織「…うしてよ、…てよ、どうしてよ!!なんで!!!なんでよ!兼久達も!なんで、止めないのよ!!私が、私が姫でしょ?まさか…あの平凡女が気になるの?あんな、普通でどこにでもいそうな女のど、ッ!!!!!!!」