旭「どなたからでしょうか?」
楓「永嶺 琉雅。土日文化祭らしい。仕事終わらせないといけなくなった。」
旭「文化祭のことお忘れになっていたんですか?」
楓「ああ。」
旭「麗薇様が星蘭学園の文化祭に行きたいと、言われていたので私も知っておりました。」
楓「あっそ。あと2日しかない。」
気づけば11時。
会議の時間だ。
プレゼンされるのをみて、質問する。
楓「ケホッ、ここの数字どっから取ってきた?」
「A社から、です。 」
楓「A社と同じ企画になっている。話にならない。」
「っ、」
会議室がザワつく。
楓「次。」
「はい!私はこの企画を提案します。」
「De Parisの業績は年々下がってきておりA社には追いついていません。まずは従業員の指導を徹底する必要があります。」
楓「ほう。実際に店舗に行ったか?」
「はい。私が見る限り特別感のないサービスでした。私はDe Parisに行くだけでパリジェンヌになった気分になれるをコンセンプトにすべきだと思います。」
楓「分かった。君に一任する。これ以上のプレゼンは必要ない。相澤さんのプロジェクトで進めるように。」
「ありがとうございます!」
楓「行くぞ、旭。」
旭「あの人に任せて大丈夫ですか?」
楓「ああ。ちゃんと、現地にいくこと。それと、俺の質問を怖気付かなかったから。」
旭「そうですね。次は会食ですか。 」
楓「うん。」
六本木のホテルに行く。