俺は今日ある御屋敷の主の執事になる。
世界でも有名な西領グループ次期社長候補
西領 楓 様だ。
なぜ今楓様の執事になるか。
それは楓様の両親が日本に帰る途中、何者かに殺害され、急遽社長の座に座る者が必要になったからだ。
屋敷に行くと、だだっ広い屋敷にメイドが10人、執事が7人ほどいた。
写真で見た楓様がいる。
こちらを見て何か思い出したように
楓「お前は新しい執事か?」
と言った。
「はい。今日から楓様の専属執事となりました。宵藍 旭と申します。」
楓「旭か。」
無愛想に俺の事を見て、何やら観察されているようだ。
旭「本日は学校だとお聞きしましたが。」
楓「ああ。でも今日は行かない。やることが溜まっているから。」
旭「かしこまりました。今日は会食は控えておりませんが、予定に変更はありますでしょうか。」
楓「昼に1件入った。月島グループの優雅とだ。」
旭「かしこまりました。」
楓「今日は今から本社に出勤して、仕事をする。旭も来い。」
旭「はい。すぐに車を。」