「俺流のお仕置き。覚えておけ」
と命令口調で言われたので、皆さん一緒に覚えましょう!!
(読者様を巻き込まないで。by作者)
・お仕置きは何があっても、やれ!!
・お仕置きはやらなかったら、延期。
・お仕置きは自分で拒否出来ない。ということは、王政義數の了承を得なきゃ、お仕置きはナシに出来ない。
と、いうことです。
お仕置きは思ったら、増えて行くそうです。
…怖いですね……。
私は正座をしながら、伝えられましたよ。
もちろん、魔王みたいな口調で。
「……い。」
「…ぉい。」
「おい!!!」
「はいっ!!!」
私は、大声で、すぐに正座をしていた足を足で立たせる。
「お前を3回以上も呼んでいたんだが?」
「はいっ!すいませんでした!!」
私はすぐ、お辞儀をしながら、大声で謝る。
「そんなんで……許されると思うか?」
「はい。もう分かっております。どうにもして良いので!!」
私は目を瞑りながら、下を向く。
「……フッ。そうか。……お仕置きの内容は、俺のドラマの相手役をしろ。」
魔王様がにやあと笑う顔は……もう、私はどこにも逃げられないと思った。
【魔王様とお仕置きの時間】