「そーいえばさー」
日葵達のところに向かっている途中で戸塚くんが何かを思い出したように唐突に声を上げた。
何事かと立ち止まると、彼はあたしに視線を向けてきた。
「何?」
「いやぁ、凪夏ちゃんさぁ、ゲームあんまやってなかったなぁと思って。ひまりんに遠慮して出来なかったんなら今やればいいかなって思って」
なんだ、そんなこと...。
この人、見てないようで意外にちゃんと見てるんだな。
あたしは戸塚くんに変な気を回させてしまったことを申し訳なく思いながらも首を真横に振った。
「あたしゲームとかやるより見る方が好きなんだ。だから気にしなくていいよ」
「そっか。ならいいけど。見てて楽しかった?」
「うん。戸塚くん、鶴乃さんのために一生懸命頑張ってたし、鶴乃さんも喜んでたよ。それを見て少しキュンとした」
「え?マジ?!」
「マジ。2人いい感じだった」
「おお!そうか、そうかっ!やったぜ!凪夏ちゃんからお墨付きもらっちまったぜ!うぇ~いっ!」
日葵達のところに向かっている途中で戸塚くんが何かを思い出したように唐突に声を上げた。
何事かと立ち止まると、彼はあたしに視線を向けてきた。
「何?」
「いやぁ、凪夏ちゃんさぁ、ゲームあんまやってなかったなぁと思って。ひまりんに遠慮して出来なかったんなら今やればいいかなって思って」
なんだ、そんなこと...。
この人、見てないようで意外にちゃんと見てるんだな。
あたしは戸塚くんに変な気を回させてしまったことを申し訳なく思いながらも首を真横に振った。
「あたしゲームとかやるより見る方が好きなんだ。だから気にしなくていいよ」
「そっか。ならいいけど。見てて楽しかった?」
「うん。戸塚くん、鶴乃さんのために一生懸命頑張ってたし、鶴乃さんも喜んでたよ。それを見て少しキュンとした」
「え?マジ?!」
「マジ。2人いい感じだった」
「おお!そうか、そうかっ!やったぜ!凪夏ちゃんからお墨付きもらっちまったぜ!うぇ~いっ!」