ひとしきり遊んだ後は、花火が上がるまで腹ごしらえタイムである。
残念ながら、日葵は戸塚くんがわざわざ家から持ってきてくれたレジャーシートに寝転がって夕寝を始めてしまった。
仕方なく、その監視役を頼りになりすぎる鶴乃さんに頼んで、残りの3人で買い出しにやって来た。
フードエリアはさっきより人が増え、かなり賑わっている。
ご当地B級グルメの焼きそばのお店が人気店らしく最後尾から30分待ちのプラカードが見える。
「へ~。富士宮焼きそばか~。おれ1度は食ってみたかったんだよな~。でも、こんなに並んでるから無理かぁ。チクチョー」
「そんなに食いたいなら、本場行って食え」
「いやいや、わざわざ行かねーわ」
男子陣が屋台を見てはいちいちノリツッコミをするので、聞いているのがめんどくさくなり、あたしは左から右に聞き流した。
そのうち、空いている店を見つけたので、焼きそばや飲み物、チョコバナナ、大判焼きなど、ザ夏祭りグルメを買い尽くし、男子2人の両手は塞がってしまった。
でも、ものの数分で空になるだろう。
あたし達には胃袋底無し沼男がいるのだから。
残念ながら、日葵は戸塚くんがわざわざ家から持ってきてくれたレジャーシートに寝転がって夕寝を始めてしまった。
仕方なく、その監視役を頼りになりすぎる鶴乃さんに頼んで、残りの3人で買い出しにやって来た。
フードエリアはさっきより人が増え、かなり賑わっている。
ご当地B級グルメの焼きそばのお店が人気店らしく最後尾から30分待ちのプラカードが見える。
「へ~。富士宮焼きそばか~。おれ1度は食ってみたかったんだよな~。でも、こんなに並んでるから無理かぁ。チクチョー」
「そんなに食いたいなら、本場行って食え」
「いやいや、わざわざ行かねーわ」
男子陣が屋台を見てはいちいちノリツッコミをするので、聞いているのがめんどくさくなり、あたしは左から右に聞き流した。
そのうち、空いている店を見つけたので、焼きそばや飲み物、チョコバナナ、大判焼きなど、ザ夏祭りグルメを買い尽くし、男子2人の両手は塞がってしまった。
でも、ものの数分で空になるだろう。
あたし達には胃袋底無し沼男がいるのだから。