門をを少し通り抜けたところで 「あー姉様。辞書を忘れたわ。後で取りに行くから貸してくれる?」 「もう、仕方ないわね。後で初等部まで行くわ」 「姉様、ありがとうございます」 よしよしとまだ背が小さい真希の頭を撫でる 真希は大切な妹。 誰にも傷をつけさせない