心side
「今回の学年1位は鈴木裕成だ、全教科満点だ、2位が.........」

いつもテストでは1位、イケメンでスポーツも万能、それが彼で思いつくワード。

周りへの関心がなくいつも一人でいる。男子と群れることも無く、お昼になると直ぐに
お弁当と参考書を持ってどこかに行く。周りも彼にあまり話しかけず必要最低限のことしか話さない。そんな彼に好奇心が湧いた。彼と仲良くなりたいと。だから昼一緒に食べないか誘ってみる、それが友達への第1歩的な


「お昼一緒に食べてくれてありがとね」
「別に」
「いつもここで食べてるの」
「うん、誰も来ないからね」
ほとんど使われてない美術準備室で彼はいつも食べてた、道理で見つからないわけだ。
「なんで俺を誘ったの?」
「ただ一緒に食べたかったからだよ」
「変なやつ」

裕成side
女帝みたいな女に昼を誘われた。彼奴はいつも薄っぺらい笑顔を貼り付けてるからできるだけ関わりたくないが平和の学校生活を送るためと思い聞いてみた。
「なんで俺を誘ったの」
「ただ一緒に食べたかったからだよ」