私は君の友達。
だから僕の手を掴み、助けを求めて欲しい。
だって、私の隣だけしか
君の居場所は無いでしょ?




「私たち2人なら…このまま
愛し合えるよね?」





そう思っていたのに。
蝉の声が鳴り響くあの日、
君は…帰らぬ人となってしまった。
お揃いで付けていたキーホルダーも、
私たちの関係も。
その日を最後にちぎれてしまった。