「おい。香琳」
「ん?どうしたの」
「やだ。ムカつく。お前のことチラチラ見る男うぜぇ。」
「そんなの気のせいですー。私は先輩しか居ないもん。さっき私だって嫉妬してたんだから先輩もたまには嫉妬してください」
こいつは俺の今までの気もしらないくせに。
「ちょっときて。」
俺は少し強めに手を引いた。
「だからなんです…。」
香琳はなにか言いたそうだったがその口を塞いだ。
好きすぎてまじでおかしくなってる俺。
今までの女とはなにか違う。こいつだけは絶対誰にも取られたくないし出来れば周りに見せたくない。
俺っていつからこんなに独占欲強くなってたんだ。ってか俺は香琳の前だと余裕無くなる。