それからあっという間に1週間がすぎた。
私の周りに変わった出来事は起こらず。
というかあの金髪の正体も私は未だ不明なまま、3年の先輩達は修学旅行に行ってしまった。
「いいよね。修学旅行。私も学校休んでバカンスとかしたいー!!!」
隣で涼花が騒いでるのを来夢と私は見ていた。
「涼花はバカンスより進級できるようにガリ勉になりなさい?」
「さすが来夢ちゃん。みんなのお姉ちゃんだもんね笑」
なんて来夢を茶化してみたりする。
「あー。そうそう金髪の正体わかったよ!」
なんて嬉しそうに涼花が騒いでる。
「どこ情報?」
これはかなり気になる。
「実はね…」となにかを口にしようとした瞬間後ろから男の声がした。
「よっ涼花と友達さん!」
あれ?よく見ると同じクラスの確か迅くんとかなんとか。