うわぁ...!」 その高校に着くなり、わたしは思わず感嘆の 声を上げてしまった。 今日から通う高校は、いわゆるお金持ち高校。 今までヘーボンな学校に通っていたわたしとしては、この高校は大きすぎる。 色々な圧力に呆然としつつ、不安がはびこる胸に気付かないフリをした。これからの私の新生活は、いったいどうなるんだろう。 もう、これ以上は...