「…笑美…笑美っ!!」
そこには絶対いないはずのあの人。
いる事がありえない。
「さっ!!き…」
大きな声では言えない。
いる事がありえない人。
アタシの目の前には咲がいる。
「やっほー♪」
「何でいるのぉ??」
「今日試験なんだ♪」
「そ、そぅなんだ…」
「修平は?」
「岡田くん?いるよ」
「何でいんだよ!!!!」
あ、岡田くんが先に気づいちゃった。
「やっほー修平♪」
みるみる赤くなっていく岡田くん。
「…。」
「岡田くん、咲、アタシ先に帰るね」
「ぇ、あっ」
おもいっきり走った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…