今、アタシの右隣には岡田くんがいる。
左側には広いグラウンドがあって運動部が部活していた。


正直言って…
今岡田くんが隣にいることが凄く緊張する。
だって…学校で歩くのは久しぶりで……。






「太一!!」
えっ!!??

「おー岡田、杉浦ー」
岡田くんのバカぁああぁぁ。
そんな事、本人の前では絶対言えなくて心の中で叫んだ。



「太一知ってんの?」
「あっ、えっえーっとぉ……;;」

チラッと岡田くんを見ると目が合ってすぐに岡田くんは太一くんがいるグラウンドの方を見た。


「…」
「…………告白…された」
「え?ちょ、ごめんもぅ1回。聞こえなかった。悪ぃ」
「ぇ、あ………こ、告白…された……って…言ったの」
「杉浦……」