ガラガラガラー
錆びたドアは開けずらいし音が大きいから嫌い。


「あれ?笑美ちゃん遅かったね」
「あ、スミマセン;;」
倉敷さんに岡田くんが渡したプリントを渡した。
遅れると告げた5分後に岡田くんは図書室に登場した。








「明日は来賓への手紙作るから明日、手伝いの人に言っておいて」

「「「はーい」」」

バシッ
「痛っ」
「杉浦聞いてんの?」
「…聞いてる」
…本当は聞いてなかったけど;;




「今日は解散。ありがとうございました」

1年生は走って部活に行った。


「あ、西部さん今日大丈夫ですか?」
「ん?大丈夫だよ」
「…。じゃー俺、外で待っとくから」
「あ、ごめんね」





岡田くんは、さっきとは違ってちゃんと制服をきて、茶色の鞄をしょって、手をズボンのポケットに入れて寒そうに図書室から出ていった。