涼は「どれどれ」と実莉のスマホを手に取ってメッセージの履歴をさかのぼる。
「でれでれな感じキモ~、マジでこいつ志勇なの?」
「涼ちゃん、残念ながら颯馬も同じ反応してるよ」
「なんなの荒瀬兄弟、変態度増してない?」
「変態だよね、この前見せつけるような位置にキスマつけてたし」
「うわぁ、ドン引き……颯馬でもそんなことしないわ」
涼はキスマのエピソードを聞いて顔をこわばらせた。
そして何か思いついたようにスマホから視線を外し、私の顔を見た。
「ていうか、壱華ってもう志勇とシたの?」
「でれでれな感じキモ~、マジでこいつ志勇なの?」
「涼ちゃん、残念ながら颯馬も同じ反応してるよ」
「なんなの荒瀬兄弟、変態度増してない?」
「変態だよね、この前見せつけるような位置にキスマつけてたし」
「うわぁ、ドン引き……颯馬でもそんなことしないわ」
涼はキスマのエピソードを聞いて顔をこわばらせた。
そして何か思いついたようにスマホから視線を外し、私の顔を見た。
「ていうか、壱華ってもう志勇とシたの?」